平良選手を突き動かしているのは、去年の夏の“悔しさ”です。
去年のインターハイ決勝、第4クォーター残り45秒で平良選手がジャンプショットを決めて優勝を手繰り寄せたにもかかわらず、試合終了間際に平良選手のパスがカットされ逆転を許してしまい、そのまま1点差で掴みかけていた優勝を逃しました。

【開志国際高校 PG 平良宗龍選手】
「去年は、最後に自分のミスから相手の逆転のシュートに持っていかれてしまったので…。そこは本当に悔しいので、やっぱりインターハイでやり返したいな、優勝したいな、っていう思いはあります」
ラスト5秒に泣いた夏…。
同じ舞台での雪辱を誓っていす。
開志国際高校男子バスケットボール部チームには、“もう一人”のエースがいます。

【開志国際高校 男子バスケットボール部 富樫英樹監督】
「僕の中では、この前のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のヌートバー選手みたいな、心のエース的な存在でね。雰囲気のある子なので、彼にも相当期待したいですね」