創部10年目にして毎年のように全国大会上位に名を連ねる『開志国際高校』。

飛躍の陰には、体育館に張られている『凡事徹底』という言葉がありました。


【開志国際高校 男子バスケットボール部 富樫英樹監督】
「学校生活も含めて、ボールを置いたときの『オフボール』をちゃんとしよう、凡事徹底に繋げていこう、と…。そっから良くなってきましたね」

“日陰”のエース・中島遙希選手も、日頃から『凡事徹底』を心掛けています。

【開志国際高校 SG 中島遙希選手】
「去年のインターハイで負けてから、自分としても成長しなきゃいけないなと思って…。点呼までの時間をしっかりと無駄にせずに、ウエートとかシューティングをやってきたから成果が出たかな」

練習が終わると食堂へ…。

食事もトレーニングの一環です。
大きな器にご飯をたっぷり盛り、ひたすら口に運びます。

【開志国際高校 SG 中島遙希選手】
「一番好きな食堂のメニューは麦茶です。食堂の麦茶めちゃくちゃ美味しくて…」

一緒に食べていた平良選手も、黙々とご飯を食べていました。

【開志国際高校 PG 平良宗龍選手】
「キツイときはキツイですけど、食べきらないと体重減っちゃうので…。こうやってふりかけをもっていてご飯にたまにかけたりしています」

“マイふりかけ”で工夫しながらたくさんご飯を食べ、丈夫な身体を作り上げます。

食事が終わると、休む間もなくウエートトレーニングです。

【開志国際高校 SG 中島遙希選手】
「リバウンドでの取り合いになったときに、腕の力で留学生に負けたりするので、そういうとこで負けないためにも頑張ってます」

平良選手も、ほぼ毎日ウエートトレーニングを続ける中島選手の背中を、追いかけています。

【開志国際高校 PG 平良宗龍選手】
「きついです。中島さんの腕すごいので、追いつけるように頑張ってるんですけど…。一向に追いつかないです」