北海道で行われている今年の『全国高等学校総合体育大会』で、全国制覇を狙う「開志国際高校」の男子バスケットボール部。2022年のインターハイで、残り5秒で逆転されて優勝を逃した開志国際高校の2人のエースが雪辱に燃えています。
インターハイおよそ半月前…。緊張感に包まれながらも、開志国際高校の男子バスケットボール部は“のびのびと”練習に励んでいました。
【開志国際高校 男子バスケットボール部 富樫英樹監督】
「去年末のウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)で優勝した時に比べると、チームの平均身長はちょっと小さくなりましたけども、その分、守って走るというところと、全員が得点できるというところは今年の特徴かなと」
ウインターカップで“県勢初優勝”を成し遂げた開志国際高校。
その時“高さのあった”3年生の抜けた新チームは、全員がタフに走り、得点を狙えるのが強み!そのチームをけん引するのが、2年生の平良宗龍選手です。

【開志国際高校 男子バスケットボール部 富樫英樹監督】
「去年から出ている平良には、やっぱり今度は『エースとしての役割』を果たしてもらいたいなと」
富樫英樹監督が、2年生ながらも「エース」として期待している平良選手は、スリーポイントシュートが魅力。
初優勝を果たした2022年のウインターカップでは、劣勢の場面で連続4回のスリーポイントシュートを沈める“勝負強さ”を見せ、ルーキーイヤーで全国にその名を轟かせました。
2年生になった今年は、チームの「スコアラー」としてさらなるレベルアップを遂げています。
1日200本をノルマに練習を積んでいるスリーポイントシュートに加え、ドライブでリングに向かうプレーを磨き、中からも外からも得点を狙える選手になりました。
【開志国際高校 PG 平良宗龍選手】
「やっぱり3ポイントもですけど、その中でドライブからのアタックが本当に得意になったなと思います」