岡山市は、きょう(24日)、7月11日から18日までの間に、中区役所で発行した戸籍全部事項証明書など14件に必要な電子公印が漏れていたと発表しました。

岡山市によりますと、今月18日、証明書の発行審査をしていた職員が、証明書に公印がないことに気づき、書類の作成にかかわった職員に確認したところ、誤った操作方法で処理を行ったうえ、交付時の審査で公印の有無を見落としていたことが発覚したということです。

岡山市が調査したところ、今月10日から運用を開始した新戸籍システムで、ミスが発覚した18日までの間に、電子公印のない証明書14件が交付されていることがわかりました。

岡山市は、誤った証明書を交付したすべての人に連絡をとって謝罪し、証明書を差し替えることを伝えたということです。

岡山市は、今後は複数で審査を行い、さらに厳重な審査を行うなど再発防止に努めると話しています。