仙台市宮城野区の仙台医療センター跡地に移転・新築される県民会館などの複合施設について基本設計がまとまりました。大ホールは2200席規模で東北初の四面舞台となります。
県は、仙台市宮城野区にある仙台医療センター跡地に県民会館とみやぎNPOプラザを移転・集約した複合施設を建設する予定です。

21日公表された基本設計によりますと、建物は地下1階・地上5階建てで、延床面積はおよそ2万8300平方メートル。

北側半分ほどは1階から4階まで吹き抜けとなり2200席規模の大ホールを整備します。東北初の四面舞台でオペラやバレエなど多様な演目に対応できるホールを目指します。

また南東側の1階から2階を演劇鑑賞などに適した最大およそ600席のスタジオシアター、南西側の1階と2階をギャラリーとします。
NPOエリアは、交流サロンなど現在と同規模のものを設ける予定です。
県は、8月27日に県民向けの説明会を開いて意見を募るなどし、来年度中に最終的な実施設計を固める方針で、2028年度の開館を目指しています。