「駆け上がろう!赤坂」を合言葉に、コロナ禍により疲弊した街を盛り上げよう、というイベント「茜まつり」が6月4日、東京・赤坂のサカス広場周辺で開催されました。

茜まつりは2011年に起きた東日本大震災の後、街に元気を取り戻そうと始まった、“はしご酒企画”を継承したイベントで、2020年の東京オリンピック開催に向け、エリアを拡大しての実施を目指していたところ、コロナ禍に見舞われて、開催が見送られていました。

ようやく開催が叶った4日、サカス広場の特設ステージでは陸上女子100メートルと200メートルの日本記録保持者、福島千里さんによる「キッズランニング教室」や、酒場詩人・吉田類さんらが飲食店へエールを送るトークショーなどが行われ、大人から子供まで多くの観客が集まりした。


そして、コロナ禍で一度は苦境に立たされた赤坂の飲食店も多数出店。その味を堪能したお客さんはもちろん、店主からも笑顔があふれました。

主催者の茜まつり実行委員会は「終焉の見えない状況に耐え続ける中ではありましたが、いつの日か来る賑わいを取り戻した赤坂に思いを馳せてまいりました。赤坂に何度も訪れている方も、初めて足を運ばれる方も、在住者、在勤者、老若男女問わず楽しめる企画をたくさんご用意しております。ぜひ、茜まつりを通して赤坂をご堪能ください」と開催への思いを述べています。

「茜まつり」は6月4日(土)、5日(日)はサカス広場周辺で開催され、7日(火)・8日(水)には、チケットを購入して赤坂の飲食店を楽しめるイベント「赤ベロ~赤坂yoimachiはしご酒~」が開催されるということです。