信号待ちの車に追突し乗っていた男性2人にけがをさせ走り去ったとして、37歳の会社員の男が、21日逮捕されました。警察は男が飲酒運転の発覚を免れようと走り去ったとみて捜査しています。

酒気帯び運転とひき逃げなど疑いで逮捕されたのは、富山県高岡市の会社員、山口直城容疑者(37)です。

山口容疑者は20日午後11時半ごろ、酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、高岡市向野本町の国道8号交差点で赤信号で止まっていた軽乗用車に追突しましたが、その場から走り去った疑いがもたれています。

この事故で、軽乗用車を運転していた男性(34)が腰の骨を折るなどの重傷、助手席に乗っていた男性(34)も軽傷を負いました。

山口容疑者は「飲酒運転をしたことは間違いないが事故を起こしたことは記憶にない」と容疑を否認しています。警察は山口容疑者が酒を飲んで車を運転したことが発覚しないよう走り去った可能性もあるとみて捜査しています。