ウクライナ国防省は、黒海を経由したロシアやロシアの支配地域への船舶の入港を認めないと発表しました。同様の措置を発表したロシアへの対抗措置とみられます。
ウクライナ国防省は20日、声明を出し、日本時間きょう午前6時以降、黒海を経由してロシアやロシアの支配地域の港に入ろうとするすべての船舶について、軍事物資を積んでいるとみなすと警告しました。
声明では去年4月にロシアの巡洋艦を撃沈したことを引き合いに出し、ロシアの船舶が攻撃対象であるとの見方を示しています。
これは、ロシアの国防省が19日に、「ウクライナの港に入ろうとするすべての船舶について、軍事物資を積んでいるとみなす」と発表したことへの対抗措置とみられます。
こうした中、ロシアと同盟関係にあるベラルーシの国防省は、軍の特殊部隊がロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員と共同の戦闘訓練を行っていると発表しました。
ドローンを使った偵察や攻撃の訓練などを行うとし、「ワグネル部隊の経験を分析し、実践する」としています。
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