20日、地元の伝統的な炭づくりに山形県東根市の児童が挑戦しました。

自然に触れながら地域資源を守る気持ちを育てようと、東根市立高崎小学校では、授業の一環で「関山炭」を作り、販売するまでを行っています。

「関山炭」は古くから伝わる伝統産業として地元に根付いています。

20日は4年生の児童が窯入れに挑戦。

地元で採れたナラの木を窯の中に入れていきます。

窯の中はどうなっているのでしょうか。

児童は「狭くて、暗くて、長い棒の上に小さい木がいっぱい置いてあった。湿気ともやもやがすごくて暑かった」

児童「(去年より)うまくできたと思う。最後の方になると木がたくさんあって、少しのスペースだったのでちょっと怖かった」

高崎小学校・遠藤信也校長「今日もがんばって活動していた。地域の良さ、すばらしさ、そういったことを学んでほしい」

20日窯に入れた木は、およそ1か月かけて炭になっていきます。

児童たちは来月、炭を窯から出し、11月に販売する予定です。