バレーボール・ネーションズリーグ、女子予選ラウンド第2戦が日本時間3日アメリカ・ルイジアナ州で行われた。世界ランキング9位の女子日本代表は、世界ランキング11位のドイツにセットカウント3-2で逆転勝利、開幕2連勝とした。

昨年の東京五輪後からキャプテンとして新生・眞鍋ジャパンを引っ張る古賀紗理那(26)がチームのピンチを救った。今大会、初戦の韓国戦で両チーム最多の22得点をマークし、存在感を見せつけたが、それ以上の活躍を見せた第2戦のドイツ戦。

2セット連取された日本はエース古賀にボールを集め、平均身長が10センチ以上高いドイツの壁を打ち破り次々とスパイクを相手コートに叩き込んだ。第3、第4セットを合わせ、18得点をマークした古賀に実況アナウンサーは「クレイジー!」と絶叫。日本はファイナルセットに持ち込んだ。

得点を決めた古賀選手

勢いそのままにファイナルセットを15ー12で奪い逆転勝ち、古賀が両チーム最多の33得点の活躍で開幕からの2連勝に貢献した。

開幕2連勝した女子日本代表

試合後のインタビューで古賀は「(33得点)やばい。チームとして組織的に攻撃できたのが勝てた要因だと思う。最初はサーブが消極的になっていたので、サーブを攻めていこうと話をして修正できた」と試合を振り返った。

次戦、ドミニカ共和国(日本時間5日)との対戦について「タフな試合になると思うので私たちのプレーをして勝ちにいきたい」と意気込んだ。