ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏とみられる新たな動画が公開され、ベラルーシにしばらく滞在すると表明しました。

独立系メディアによりますと、新たな動画は19日、ワグネルに関係するとされるSNSに投稿されました。

動画ではプリゴジン氏とみられる人物がベラルーシ入りしたワグネルの部隊に対し、ウクライナ侵攻について「戦場で起きていることは恥ずべきことで、我々は参加する必要はない」と語りかけ、改めて国防省を批判しました。

そのうえで「我々はしばらくの間、ベラルーシに滞在することが決まった」と述べています。

今後についてはベラルーシで訓練を行い、「アフリカへの新たな道を進む」としたほか、ウクライナでの戦闘に再び戻る可能性も示唆しています。

ベラルーシの独立系監視団体は、現地に入ったワグネル部隊は2000人から2500人にのぼるとしています。