阿波おどりの20万円のプレミアム席。どんな食事なのでしょうか?

 徳島市内の飲食店「一鴻 秋田町本店」。「阿波尾鶏」や「なると金時」など徳島の特産品を使い、様々な種類の料理を作っていきます。

 (「一鴻」秋田町本店 岸本剛志店長)
 「(Q豪華ですよね?)そうですね。地元の食材を使っています」

 この料理が振舞われる場所はというと、8月に実施される徳島の夏の風物詩「阿波おどり」で今年初めて設置される『プレミアム桟敷席』です。食事付で1人20万円。1公演20席限定で、主なターゲットは外国人富裕層です。

 最近、外国人をターゲットにした高額の観覧席が注目されていて、7月17日の「祇園祭」では、1席40万円の席が65席も埋まりました。

 実は、徳島県を訪れる外国人観光客の数は、全国の中でほぼ最下位。そこで、知名度がある阿波おどりに魅力的なプランを作ることで、観光客を増やそうというのです。この席の最大のウリは、食事。伝統工芸品の遊山箱に詰められた料理は全部で8品。鳴門産ウナギを使ったうな重に、阿波尾鶏は骨付きモモをしっとりと焼き上げました。どれも踊りを見ながら食べやすいように一口サイズで提供されます。7月19日午後、実行委員会のメンバーらが初めて試食しました。

 (阿波おどり未来へつなぐ実行委員会 中谷吉範委員)
 「おいしいです。こんなに徳島のものを地元で食べることもなかなかないです。徳島を知ってもらうには最高だと思います」

 実際に踊り子として参加する人たちは高額な観覧席をどう感じているのか、聞いてみました。

 「高いなとは思いますけど、それだけ(阿波おどりの)見ごたえはあるのではないかなと思います」
 「僕的には一層踊りを頑張らなあかんなと思いました。今までしてきた練習が120%出せるようにやっていきたいです」

 祭りまであと20日あまり。プレミアム桟敷席の予約状況は非公開ですが、香港・台湾などからの問合せが相次ぎ、予約も入っているということです。

 (阿波おどり未来へつなぐ実行委員会 渡辺隆仁委員)
 「今回の阿波おどりの企画をきっかけに、(徳島県の)情報が海外の方にいき届いて、より多くの方に来ていただきたい」