熱戦が続く高校野球、

松本県ケ丘高校では、マネージャーが手作りした「おにぎりパワー」で、ベスト8を目指しました。

松本県ケ丘(まつもとあがたがおか)高校野球部。

ベスト8がかかる一戦を前に、きのうも練習に汗を流しました。

4人いるマネージャーの1人、3年生の八木結(やぎ・ゆい)さん。

■八木結さん
「小学生の頃に野球をやっててずっと野球が好きで。高校行ったら絶対マネージャーになろうって決めて高校に入ったので」

2022年秋、新チームになってから、八木さんが続けてきたことがあります。

主力の選手たちが、練習後に食べるおにぎり作りです。

体重を増やしパワーをつけてもらおうと、週に4日、早起きして、2、3年生13人分を手作りしています。

■八木結さん
「わたし朝が苦手なんです…。きょうは、朝練習があったから5時に起きました」

その甲斐あってか、5キロほど体重が増えた選手も。

そしてこの夏の大会、チームはベスト16まで勝ち進んできました。

野球部の選手たちもマネージャーのおにぎりを楽しみにしています。

「きょうはなんだろうね中身?」「うまい」「うまい」

■古畑大地(ふるはた・だいち)キャプテン
「練習後、すごくお腹が減ってるので助かります」

■野村風雅(のむら・ふうが)選手
「毎回違った具が入っててすごく楽しませてくれてますし、いつも支えてくれてもらってる分、勝って恩返しできるように」


■八木結さん
「きょうもしかしたら、これで作るの最後かなって思いながら、朝作ってきました。簡単な試合ではないと思うんですけど、みんながいつも通りの力を出せれば勝てると思うので」