新シーズンをB2リーグで戦うバスケットボールの岩手ビッグブルズは18日、チームスローガンや新入団選手を発表し本格始動しました。

 矢巾町にある岩手ビッグブルズアリーナでは、新シーズンに向けた最初のチーム練習が報道陣に公開されました。新たなチームスローガンは「THE RED PRIDE」。チームに関わる全ての人に誇りを持ってもらえるようなチームにしたいという思いが込められています。新戦力となる日本人選手は2人。昨シーズンまでB1所属の島根スサノオマジックで活躍していたシューティングガード・後藤翔平(ごとう・しょうへい)選手と、プロ2年目の期待の若手ポイントゲッター星野零志(ほしの・れいじ)選手です。2人はきょうの練習にも参加し、早くチームにフィットしようとチームに残った日本人選手6人と念入りに連携を確認していました。

(後藤翔平選手)
「僕が島根で経験してきたこと、試合の入り方だったりオフの過ごし方、そしてブースターの前での立ち振る舞いを後輩たちに浸透させていければ、僕が来た意味があるんじゃないかと思う」

(星野零志選手)
「スピードがある所が自分の強みだと思っているので、激しいディフェンスとリングにアタックする姿勢を岩手の皆さんに見ていただけたら」「チームを盛り上げて新規選手らしく頑張っていきたいと思います」

 新チームにはこのほか、8月中旬に外国人選手3人が合流する予定で、キャプテンは、2季連続で横川俊樹(よこがわ・としき)選手が務めます。

(横川俊樹主将)
「全員がフルコートで前から激しいディフェンスを40分間やりきる力を持っていると思う」「まだプレシーズンの期間がありますけど、しっかり足をつくり直してB2のシーズンを戦い抜けるようにやっていきたい」

 今シーズンのB2リーグは10月7日に開幕し、岩手ビッグブルズは敵地で青森ワッツと対戦します。ホーム開幕戦は10月14日で対戦相手はアルティーリ千葉です。