中東3か国を歴訪中の岸田総理は、先ほど、最後の訪問国・カタールに到着しました。首脳会談では、二国間関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げし、対話を強化する見通しです。

岸田総理は、カタール・ドーハで、タミーム首長との首脳会談に臨みます。

カタールは、およそ2年前にアフガニスタンから邦人らが退避した際に協力を得るなど、中東全域、また国際社会でも重要な役割を果たしていて、日本としては、二国間関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げし、外務・防衛当局の間で対話を強化したい考えです。

エネルギー安全保障の面では、カタールはLNG=液化天然ガスの世界有数の供給国で、首脳会談で岸田総理は、LNGの安定的な供給を求める見通しです。

また、カタールの「脱炭素化」に向けて、クリーンエネルギーの分野でも協力を推進したい考えです。