連日、熱戦が繰り広げられている夏の高校野球富山大会。17日は8試合がおこなわれました。
35℃を超す猛暑の中、県営富山球場で行われた富山東と高岡の一戦。試合は2回表、1点リードの富山東を追う高岡の4番、今井選手がライト前のタイムリーで追いつきます。
続く4回には5番、長井選手もソロホームランで高岡がリード。チームを勢いづかせます。
試合は両者譲らない乱打戦に。わずかに高岡がリードする形で進んでいきます。迎えた6回裏。2点を追う富山東は8番、森本選手。ショートの頭上を超える強烈なタイムリー。1点差まで迫ります。
その後、フォアボールで満塁となった打席にはチームのエース、鍛冶投手。ランナー2人が帰る値千金のタイムリーで富山東が逆転します。試合はこのまま富山東が7対6で高岡を下し、3回戦進出を決めました。
続く県営富山球場第2回戦。初戦を7回コールドで勝った強豪・未来富山に上市が挑みました。部員が7人しかいない上市は魚津工業から3人が加わる「単独廃校ルール」を使って出場。わずか10人での戦いとなり、初回に未来富山にリードを許しますが…気迫のピッチングでピンチをしのぎ切ります。
攻撃では、2、3塁と得点圏にランナーを進め、チャンスを迎えますが…惜しくも得点には結びつきません。その後、強豪・未来富山の打線が爆発。
試合は6回コールドで未来富山が上市を10対0で制し、3回戦進出を決めました。
17日の試合結果です。ベスト16が出そろった夏の高校野球富山県大会。17日は8試合中4試合がコールドゲームになりました。

桜井と砺波工業の試合は最終回に桜井が1点差をひっくり返す逆転勝ちを収め、3回戦進出を決めています。3回戦は今月22日の予定です。
