ウクライナ産穀物の黒海を通じた輸出に関する合意が17日に期限を迎えます。しかし、これまでのところ延長されるかどうか決まっていません。

ウクライナ産穀物の黒海を通じた輸出に関する合意は、期限が17日いっぱいとなっています。

タス通信によりますと、2人の国連関係者は“延長についての報告をまだ受けていない”と明らかにしました。ただ、“延長の可能性もまだ排除していない”としていて、1人は「ロシアの立場表明を待っている」と話したということです。

プーチン大統領は「ロシアの利益に関わる項目は達成されていない」とし、離脱する考えをにじませていますが、アメリカのサリバン大統領補佐官は、ロシアが延長に合意しなければ「とてつもなく大きな外交的損失をもたらす」とけん制しています。

こうしたなか、ウクライナメディアは先ほど、ロシア本土とつながるクリミア橋で爆発があり、2人が死亡したと報じています。