奥能登では唯一の開催となる現代美術展の巡回展が15日から石川県輪島市で始まりました。
県輪島漆芸美術館で14日に開場式が行われた第79回現代美術展輪島展。輪島市でこの巡回展が開催されるのは1953(昭和28)年の第9回展以来、70年ぶりです。
今回展示される作品は、本展の受賞作品をはじめ、奥能登に住む委嘱作家作品46点と一般応募作品25点の合わせて71点で、人間国宝の前史雄さんや小森邦衛さん、山岸一男さんの作品も展示されています。

人間国宝から新進の作家までの作品を一堂に集めた総合美術展が奥能登で開かれるのは珍しく、大きな期待が寄せられています。
第79回現代美術展輪島展は、今月23日まで県輪島漆芸美術館で開かれます。