インドネシアで、ARF=ASEAN地域フォーラムへの出席を終えたアメリカのブリンケン国務長官は記者会見し、ロシアのラブロフ外相の発言が「建設的でも生産的でもなかった」と非難しました。

アメリカ ブリンケン国務長官
「ロシアのラブロフ外相のきょうの発言は、建設的でも生産的でもなかった」

ブリンケン国務長官はこのように述べたうえで、ラブロフ外相が会議の中で「世界のあらゆる問題の責任をアメリカに押し付けようとした」と非難しました。「ロシアがウクライナで行っていることについて、変更を示唆するような発言は聞かれなかった」とも話しています。

そのうえで、ウクライナ侵攻が長期化する中で、ロシアは消耗しているとして「軍事面でも経済面でも以前より、はるかに弱体化している」と指摘しました。