「幻の高級魚」の話題です。
長門市で、希少なシロアマダイの稚魚を園児たちが放流しました。

長門市のみすゞ保育園の園児16人が、県外海栽培漁業センターを訪れました。
放流されたのは、体長6センチほどに育ったシロアマダイの稚魚です。

県水産研究センターは2020年に全国で初めて、ふ化させた稚魚を3年かけて成魚に育てることに成功しました。

放流された稚魚は、その成魚から大量生産されたということです。

園児たちは、説明を受けながら水槽を泳ぐ稚魚を観察していました。
養殖している施設にも入り、すくい取る作業などを見学しました。
その後、放流場所に移動し、バケツに稚魚を入れて放流の準備万端。
「大きくなってね」と声をかけながらおよそ500匹を海に放しました。

園児「大きくなあれ」
「大きくなってほしい」
「かわいかったです」
「食べてみたい」

稚魚は県内全域で6万から7万匹が放流され、3年半で40センチほどに育って漁獲できるようになるということです。