家から出られない子どもたちにどう手を差し伸べいくのか

「よりみち」では、子どもたち1人1人に合わせた支援計画書を作成するなどし、学校側とも連携を図っていて、日向市教育委員会では、施設に通う子どもたちを出席扱いにする方針です。


子どもの第3の居場所とも言われるフリースクールですが、「よりみち」の青木代表は、家から出られない子どもたちにどう手を差し伸べいくのか、大きな課題も残されていると話します。

(フリースクールよりみち代表・伊勢ケ浜保育園長 青木雅矢さん)
「(フリースクールに)お子さんは行きたいと言っているけれども、それでもまだ外に出れない、足が向かないっていう子たちがまだまだいるっていうのが現状で、どうすればケアしていけるのかっていうところは、私たちの大きな課題になると思う」

(スタジオ)
宮崎県教育委員会によりますと、フリースクールは、県内8つの市と町にあわせて23か所あるということです。

ただ、県内の不登校の児童生徒数は2000人を超えていて、子どもたちが安心できる居場所としては、これだけで十分とは言えないのが現状です。

※MRTテレビ「Check!」7月14日(金)放送 「Check!調査班」から