給食エプロンを「共用」することについて、街の人は…

街の人は
「自分の番が来たら、白衣の洗濯を頼んだりしていたので、ちょっとアイロンとか面倒くさいなって親は言っていました」

「今の時期だったらコロナとかもあるから気にする人もいると思うので、個人で所有していた方が良いのかなと思います。共用は共用で、洗濯して忘れてとかいう思い出もあります」

「個人だと、買わないといけない物の数も増えるので、共用でも良いのかなと思います」

文部科学省の「食に関する指導の手引」には、「給食の配食を行う児童生徒等は、清潔な白衣やマスクの着用など衛生的な服装で食器及び食品を扱うように指導する」などとありますが、共用については特に記載はありません。

こうした中、全国には「給食エプロン」の共用を廃止した自治体が、この数年で徐々に出てきているようです。

例えば愛知県豊橋市では、去年6月に「給食当番服」の共用廃止を決定し、今年度から児童生徒の個人所有としています。

家庭で洗濯する際の柔軟剤等のにおいが、一部の児童生徒によっては健康被害となることや、衛生用品を共用することに対して不安の声があることなどを踏まえての判断だということです。