アメリカのバイデン大統領は、ウクライナ情勢について「プーチンはもう負けた」と話し、ウクライナ軍の反転攻勢によって、和平への動きが出てくることに期待を示しました。
アメリカ バイデン大統領
「プーチンはすでに戦争に負けた。彼がウクライナでの戦争に勝つ可能性はない。もう彼は負けたのだ」
バイデン大統領は「戦闘能力の面から、ロシアがウクライナでの戦争を永遠に続けられるとは思わない」と話すとともに、「戦争を続けることが経済的、政治的に利益にならないと、プーチン大統領が判断する状況になるだろう」との見通しを示しました。
その上で、「ウクライナが反転攻勢を大きく進めることで交渉による決着が生まれることを願っている」としています。
また、バイデン大統領は、アメリカが今後、長期間、NATO=北大西洋条約機構に関与し続けるかどうかを記者に問われ、「私が絶対に保証する」と強調しました。
来年の大統領選挙に出馬しているトランプ前大統領が、かつて「NATOからの脱退を示唆した」と報じられたこともあり、不安の払しょくに努めた形です。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









