鳥取県の夏を代表する味覚「天然イワガキ」の漁が解禁となり、1日、県内各地の市場で初競りが行われました。
気になる味、そして価格は?
記者 口田尚孝
「こちらずらーっと並んでいるのは、鳥取県のブランド天然イワガキ・夏輝です。きょうからその出荷が始まります」
鳥取市の賀露市場。
1日、午前8時、鳥取県のブランド天然イワガキ「夏輝」の初競りが行われました。
鳥取県漁業協同組合 小倉一浩主任
「例年並みの良い品質です。なるべく大きいものを獲るように皆さんのお手元にも大きいサイズが届くと思います」
賀露市場の平均卸値は1キロあたり1224円、去年を300円上回りました。
鳥取県漁協は、新型コロナの影響で落ち込んでいた需要の回復などが要因ではないかとしています。
そして、午前中には早くも近くの直売所に「夏輝」が並びました。
気になる店頭価格は・・・。例年より1割ほど安く販売されていました。
かねまさ・浜下商店 浜下哲爾社長
「明日からは凪ということでたくさんの水揚げが予想されます。たぶん値段も(今日より)下がるんじゃないかと思っております」
気になるお味は?
記者 口田尚孝
「すごくなめらかで濃厚ですね。コクというかカキの甘みが口の中に広がります」
かねまさ・浜下商店 浜下哲爾社長
「ここ2年間需要が伸び悩むなかで、今年(コロナの)収束をちょっと迎えていると思うので、期待感としてはかなりあります」
「夏輝」の漁は8月末まで。
地元や関西を中心に販売され、鳥取県漁協は120トンを出荷し、約1億円の売り上げを目指しています。
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