耐震工事などのため休館していた、島根県松江市にある島根県立美術館が、1日、約1年ぶりにリニューアルオープンしました。
耐震化はもちろん、様々な面で美術館の魅力もアップしています。
1日、リニューアルオープンした島根県立美術館。
セレモニーには、県の観光キャラクター・しまねっこや、市内の幼稚園児らが参加して、新たなスタートを祝いました。
島根県立美術館・椋木賢治学芸課長
「良い所はそのままに。より幅広いお客様に楽しんで頂けるような工夫を(凝らした)」
松江市の宍道湖岸にある島根県立美術館は、美しい夕日を楽しめる観光スポットとしても長年親しまれて来ましたが、去年5月から一時休館していました。
各地で、地震により天井板が崩落する施設があったことから、軽くて防音にも優れた膜天井に変更するなど、従来からの建物の美しさを保ちつつ耐震性を向上させました。
一方、美術館の魅力アップも今回のリニューアルのポイントです。
美術館自慢の葛飾北斎コレクション専用の展示室。
照明をこれまでの白熱電灯からLEDに替えたほか、老朽化した空調設備も一新。美術品の保存環境を改善しています。
そして、こんな遊びの要素も・・・。
記者 入江直樹
「富士山が当たりました」
ARフォト「北斎ガチャ」。スマホで葛飾北斎の絵と記念写真を撮ることができます。
そのほか水の都・松江らしい、水をテーマとした絵画の展示室も新設され、館内を回って楽しめます。
また、「親子でアートに親しむ」というのも一つのテーマ。
地元出身の作家・安野光雅さんの絵本などを並べた児童向けのコーナーには、ショートアニメが流れる仕掛けを作ったほか、子どもと一緒の優先鑑賞時間「かぞくの時間」を、これまでの木曜日午前中から毎日午前中へと拡充しました。
親子連れの父親
「とてもきれいで明るくて素敵な場所だなと」
「気軽に楽しめるっていうのはすごく良いと思うので、どんどん機会を増やしてもらって、子どもたちも何かいろいろ刺激を受けて行けたら良い」
魅力度がアップした島根県立美術館。
7月からは、全国で大人気の、チームラボによるデジタルアートのイベントが開催予定です。
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