共産党県委員会は、長野1区の候補予定者を決めていますが、現時点で公表を見送っています。


■共産党県委員会・鮎沢聡委員長
「(これまで)共闘する中でお互いの信頼関係が高まって私は長野県の市民と野党の共闘はあると楽観視しているというか可能性はあると思う」

党が力を入れる4区に立憲が擁立しないことを共闘の条件とする構えです。

共産党などとの選挙協力はしないと明言していた立憲民主党の泉代表。

しかし、ここにきて、候補の一本化に向け調整を進める方針に転じました。


■立憲民主党県連 杉尾選対本部長                                   「基本的に小選挙区は1人しか当選できない以上は野党がばらばらであってはとても自公に太刀打ちできない。基本線は候補者調整一本化をすべきだと思う。ただ維新は応じないができる範囲でやりたいと思う」

日本維新の会は、12日、次の衆院選に向けて活動する8選挙区の支部長を公表。

長野1区に新人の若狭清史(わかさきよし)さんを擁立する方針を明らかにしました。


若狭さんは長野市出身の42歳で、東京の税務会計コンサルタント会社の役員を務めています。

1区は、自民と立憲民主の一騎打ちとなった前回とは異なり、4月の統一地方選で躍進した維新も参戦する構図となっています。


岸田総理は衆議院の解散に踏み切るのか。

決戦のタイミングを推し量りながら、政党や候補予定者が走ります。