梅雨の晴れ間となった13日、一関市の観光あじさい園は朝から多くの人でにぎわいました。人気のフォトスポット「あじさいの池」は、例年よりも期間を伸ばして実施されています。
一関市舞川(まいかわ)にある「みちのくあじさい園」では現在、「あじさいまつり」が開催中で、この日は平日にも関わらず午前中から多くの人が訪れ、花を楽しんでいました。
まつりの目玉のひとつとして今月10日に始まったのが「あじさいの池」です。園内の池に色とりどりのアジサイ、およそ5000個を浮かべた人気のフォトスポットです。

2018年に始まった「あじさいの池」は、これまでは数日間の実施でしたが、6年目となる今年は「もっと長い期間実施してほしい」という利用客の要望に応えて、初めて花を入れ替えながら2週間実施されます。
(北上市から訪れた女性)
「私は訪れるのは2回目ですが池を見るのは初めてできれいです。涼しい感じもしますしこういう暑いときにはいいですよね」
400種4万株ものアジサイが植えられているみちのくあじさい園では、いま、多くの品種が見ごろを迎えています。苗から育てたアジサイがずらりと並ぶあじさい畑では、特に水色のヒメアジサイと白のアナベルという2つの品種が目を引きます。訪れた人たちは広い園内を歩きながら写真を撮ったり、じっくりと眺めたりして楽しんでいました。

(ガイド 新川正巳さん)
「皆さんもゆっくりとこの涼しさを感じてみてください。山の中は涼しいです。池に花が浮いているとより涼しげに見えますので、ご覧になってみてください」
「みちのくあじさい園」の「あじさいまつり」は今月24日までの開催です。