活発な梅雨前線の影響で12日夜、富山県内で初めて「線状降水帯発生情報」が発表されました。南砺市では土砂崩れの現場に向かったとみられる南砺市議会議員の男性1人が行方不明となっています。

梅雨前線の影響で土砂災害などの危険性が急激に高まったとして気象庁は、12日夜遅く富山県内に初めて「線状降水帯発生情報」を発表しました。

各地で浸水被害などが相次ぎ富山市、高岡市など6つの自治体に避難指示が出されています。南砺市では、市議会議員の赤池伸彦さん(65)が行方不明となっています。

交通にも影響が出ています。

JRは高山線、城端線、氷見線が終日運休に。あいの風とやま鉄道も高岡から倶利伽羅駅間で上下線ともに始発から運転を見合わせています。気象台は引き続き、広い範囲に土砂災害警報を出し土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。