■ついに発見したものは!?
調査員
「お 何だこれ?」

調査員
「木札だナンバー8と書いてある」

坑夫たちの道しるべとなっていたのでしょうか。
ここまで進むと、外からの光はいっさい入り込みません。
野口剛記者:
「後ろを振り向くと真っ暗です」
ゴールドラッシュを夢見て先人たちが掘り進めた坑道。
さらに奥へ、▼150メートルほど来ると、道が途絶えたように見えました。

調査員:
「しかし… 通じてますね、ここから上に上がっているのかな。」
坑道は、さらに奥まで続いていましたが、安全のためここで引き返すことに
なりました。
野口剛記者:
「木製と金属のレールがあります。かつてトロッコで、金を運び出していたん
でしょうか。」

わずか30分程度の調査。それでも鹿折金山の痕跡を確認することができました。

資料館の豊田館長。坑道を掘り進めた当時の苦労をこう解説します。