
最高気温34.3度と、猛暑日に迫る暑さとなった東京。東京消防庁の指令センターでは、救急要請を示す緑のランプがひっきりなしに点灯していました。
消防「東京消防庁です。火事ですか?救急ですか?」
通報者「すみません、救急です!」
慌てた声で通報をしてきたのは、通行人の女性です。

消防「どうしました?」
通報者「熱中症かなと思うんですけど、女性が地面に倒れて、目を開けない状況です。肩で息をしているような状況で、ほっぺたが赤くなっています」
中には自ら通報した人も…
消防「どうしました?」
通報者「熱中症っぽいっていうか、立ったらぐるぐるめまいで…」

11日午後9時時点、東京消防庁管内で熱中症の疑いで搬送された人は116人。救急車の出動率は一時90%を超え、2日連続で“救急車ひっ迫アラート”が発表されました。
東京消防庁 藤野祐三 消防司令補
「119番通報の中には、不要不急な通報があります。『病院はどこやってますか?』っていう通報もありますので、そういう時は東京消防庁の救急相談センター、#7119や東京版救急受診ガイドを活用し、救急車の適正利用を行っていただきたいと思います」














