航空自衛隊三沢基地は11日、青森県三沢市で男性の胸倉をつかみ、地面に投げ倒すなどの暴行を加えたとして、20代の男性空士長を停職3日の懲戒処分としました。

三沢基地によりますと、懲戒処分を受けた警戒航空団第1整備群修理隊の20代の男性空士長は、2022年10月30日の午前6時30分ごろ、三沢市の同じ飲食店に合わせた面識のない男性と店の外でもみ合いとなり、男性の胸ぐらをつかんで地面に投げ倒して押さえつけたということです。男性にけがはありませんでした。
男性空士長は、三沢市内の飲食店数軒でハイボールやテキーラなどあわせて20杯とシャンパン1本を飲み、酒に酔った状態でした。

三沢基地司令の大嶋善勝空将補は「誠に遺憾です。今後さらなる規律の維持に努め、このような事案が再び起こることのないように努めてまいります。」とコメントしています。
男性空士長は、「多くの方に多大なるご迷惑をかけたとして深く反省しています」と話しているということです。