宮崎県は、気温が上昇し食中毒が発生しやすい状況になっているとして、県内全域を対象に食中毒注意報を発令しました。

食中毒注意報は、県が定める基準で最高気温32度以上の日が継続すると予想される期間に発令されるものです。

県は、10日午後3時に食中毒注意報を発令し、県民に対して、調理前の手洗いや食品の低温保存、それに肉や魚の十分な加熱などの対策を、また事業者に対して衛生管理の徹底を呼びかけています。

県によりますと、今年、県内では食中毒の発生が27件、あわせて217人で確認されているということです。