ロシア大統領府は、プーチン大統領が民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏と反乱後に会談していたと明らかにしました。

ロシアのぺスコフ報道官によりますと、プーチン大統領とプリゴジン氏の会談は、ワグネルによる反乱の5日後の先月29日、モスクワのクレムリンで行われたということです。

会談にはプリゴジン氏のほかワグネルの司令官ら35人が参加し、およそ3時間にわたって協議されました。

プーチン大統領がワグネルの活動や反乱について自身の見解を示した上で、今後の任務について選択肢を提案。一方、ワグネル側はプーチン大統領への忠誠を示し、祖国のために戦い続ける覚悟を示したということです。

プーチン大統領が反乱後にプリゴジン氏と会談したことが明らかになったのは初めてです。