10日間で1000ミリ超えの大雨 ピークがすぎても影響が長引く恐れも

気象予報士 広瀬駿さん:
11日にかけての予想雨量を見ると、九州北部60ミリとなってますよね。いつもだったらこれは「注意報が出るかどうか」というくらいのレベルなんです。

ただ、災害を耐えるためのタンクがあったとしたら、この24時間で400ミリ以上、1か月分の雨が降ってるので、ちょっとの雨でも、タンクから水があふれるように、災害の危険度が高まってしまう恐れがあるので、まだ油断できない状況ですね。

ホラン千秋キャスター:
今回は長い時間降っている場所というのもあるんですか。

気象予報士 広瀬駿さん:
やっぱり九州北部はそうなんですが、この10日間という幅で見ても、1000ミリを超えているところがあるんですね。

強弱を繰り返してるからということなんです。なので、今ピークがすぎて弱まったとしても、その分、影響は長引いてしまいます。

あと、河川の氾濫で見ても、その場所で降ってなくても、上流で大雨になってるということを考えると、もっと違う地域の方にも目を向けないといけないので、様々な情報に注意が必要ですね。