海外へ「車いす」を贈る活動に参加している岩手県内の高校生が10日、タイヤ交換やさび取りなどの修理・整備作業を行いました。

 「車いす」の修理・整備作業を行ったのは、主に東南アジアの国々へ車いすを贈る「いわて車いすフレンズ」の活動に参加する県内5つの工業高校の生徒21人です。
 10日は中古の車いす9台のタイヤ交換や部品のさび取りが行われました。贈呈先の国々は舗装されていない道路も多いことから、パンクしないタイヤへの交換は欠かせません。
 2003年から始まったこの活動では、昨年度までに1065台が海外へ届けられています。
 整備された車いすは、茨城県の保管施設に集められたあと、タイに贈られる予定です。