天皇皇后両陛下は横浜市で開かれている、システム制御に関する国際会議に出席し、天皇陛下は英語でスピーチされました。
きょう午後、天皇皇后両陛下は横浜市で開催される国際自動制御連盟世界大会の開会式に出席されました。
自動制御は、システムを使って車などを動かす技術のことです。大会ではドローンなどの自動制御を使った新技術が災害やパンデミックといった地球規模の問題解決に利用する方法が検討され、陛下は英語でスピーチされました。
「Towards solving various societal challenges that our global community faces today, it is essential that we share the awareness and the goals and proceed through international collaboration.(私たちは、今日、世界が直面する様々な社会的課題の解決に向けて問題意識と目標を共有し、国際協力を進める必要があります)」
また「水問題」をライフワークとする陛下は「世界各地の水資源を適切かつ、効率的に配分する技術に自動制御が寄与することを期待しています」などと4分間にわたりスピーチされました。
この大会は3年に一度開かれ、日本で開催されるのは42年ぶりです。
8日から14日まで、国内外から研究者や技術者3000人が参加する予定です。
開会式に出席した人たちは、陛下のスピーチに拍手を送っていました。
注目の記事
『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

