SDGsの取り組みを推進するためのセミナーが高知市で開かれ、報道番組で長年キャスターを務めた国谷裕子さんが講演を行いました。
講演を行ったのは、NHKの報道番組で23年間にわたりキャスターを務めたジャーナリスト国谷裕子さんです。
高知県はおととしからセミナーを開くなどして県内事業者のSDGsの取り組みを推し進めています。今年度初めてのセミナーにはオンラインを含めおよそ200人が参加しました。
国谷さんは、企業にとってSDGsがどんな意味を持つのかを熱弁。SDGsの取り組みが企業の評価に直結し投融資の流れが変化しているとその重要性を訴えました。
(国谷裕子さん)
「(SDGs)はビジネスチャンスを見出すリストでもあるけれど『やってはならないこと』のチェックリストでもある。企業評価は今後財務的なことだけでなく、製造された商品が販売・消費・廃棄される段階まで含めてSDGsに沿ったものになっているかどうかといったことを問う時代になってきている」
このセミナーで「こうちSDGs推進企業」に70の県内企業や団体が新たに加わり、登録数は合わせて413となりました。