大阪府立の病院の医師が新型コロナウイルス患者の人工呼吸器を一時的に停止した問題で、看護記録から人工呼吸器を止めた記載が削除されていたことがわかりました。

 おととし3月、大阪府東大阪市にある「中河内救命救急センター」で、当時部長だった医師(40代)は新型コロナウイルスの重症患者(当時60代)と人工呼吸器の装着方法について意見が食い違い、人工呼吸器を約2分間止めました。

 病院によりますと、この医師とは別の主治医が看護師に指示し、看護記録から「呼吸器を一旦中断した」などの記載を2か所削除させたということです。

 主治医は理由について「診療に直接関係しない内容だったため」などと話しているということです。

 病院は「医療そのものに対する信用失墜に及びかねないものだと反省し、深く謝罪申し上げます」とコメントしています。