教員の働き方改革

名古屋市の正木小学校体育主任上田真大先生は
「学校のプールだと、朝早く来てチェックをしたり大変でした」と話しています。

我々の知らないところで先生たちは、いろんなことしています。
朝の始業前に、水温・気温・プールの水の塩素濃度などのチェックも行っているそうです。授業中は、大体先生1人ですが、子供たちを安全管理で、目を光らせていなければいけない負担もあります。

ホラン千秋キャスター:
プールを借りるということですが、指導は学校の先生ですか。それともジムの講師の方ですか

小笠原キャスター:
スイミングスクールは、屋内にあるということで、雨だったり、日差しが強すぎるという面での心配がない。設備は、更衣室がしっかりと完備されています。水温が温水だったり、空調が完備されています。
インストラクターが指導します。その道のプロなので、どんどんどんどん上手くなっていく。さらに何人かインストラクターがいるので、監視や安全対策も向上ということです。
子供たちはうまくなるし、安全だし、屋内だし、更衣室もちゃんとあるということで、メリットしかないと思います。

田中ウルヴェ京スポーツ心理学者(博士):
学校と民間をどのように有効活用できるかという事例の一つですよね。人材と施設をどのように使っていくか。プロに学ぶと何がいいか。
うまくなることも大事ですが、一番大事な学校の水泳授業は、なぜ必修講義なのかというと、「溺れない」ためです。どうやって浮くかとか、着衣の水泳なども指導する場所もありますが、有効にできるだけ短い間の時間で、泳げるようになることが一番大事ですから、その意味ではプロがやれることはいいことですよね。

井上貴博キャスター:
維持費が莫大にかかる中で、年間でちょっとですよね。夏のシーズンしか使わないですよね。ちょっと寂しい気がしますが。