老朽化プールに予算の壁

小笠原キャスター:
長崎市の小中学校の約7割が、プールを建て替えなければいけないとか、大規模なプールの改修が必要という状況になっています。
長崎市教育委員会によると、改修・建て替え+年間の維持管理費用が1校当たり約420万円。では、民間のスイミングクラブを活用すると1校あたり約180万円。
新たな保護者負担がないということで、施設利用料を子供たちに持たせるということは一切ないということです。

水泳授業の変化には、こんな影響もあるということです。
学校のプールの累計出荷数は6500基ヤマハでは、ひらかたパーク「ザ・ブーン」とか、沖縄読谷村の「グランディスタイル沖縄読谷ホテル&リゾート」とか、「国立スポーツ科学センター(JISS)」などをはじめ、夏イベントの特設プールなども数多く設置しています。

7月3日に事業の成長性が見込めずプール事業を撤退することをヤマハ発動機は発表しています。
広報は「少子化などで、ここ10年低迷して2022年は赤字になってます」と話していますが、アフターサービスは続けていくそうです。

井上キャスター:
少子化・教員も少ない・働き方改革が必要。部活動自体が学校ではなく、地域に移行というふうになってますからね。

田中ウルヴェ京さん:
有効活用する中で、今ある学校のプールをどのように使うかということも考えられたらいいですね。