記録的な大雨で大きな被害を受けた山口県美祢市では、6日も復旧作業が続いています。30度を超える暑さの中、ボランティアも懸命な支援を続けています。

美祢市東厚保町では、大雨で近くを流れる厚狭川がはん濫し、浸水の被害を受けました。県内外から駆けつけたボランティアが、泥だしや洗浄作業をしました。

ランティア(長門市から)
「美祢市の人がすごい困っているっていうのを聞いて、参加してみようって。思っていたよりもすごい被害があった」
別のボランティア
「同じ美祢市に住む中で、今回こんな大きな被害が出てしまいましたので。ボランティア活動としては初めてのことだったんですけど、何かお手伝いができれば」

今月3日に美祢市社会福祉協議会が災害ボランティアセンターを設置し、ボランティアを募っています。きょうは134人が参加し、これまでに支援に入ったボランティアは、延べ300人となりました。

住宅が浸水した住民
「本当にこの暑いのに、申し訳なくて。私もきのう朝まで復旧作業をしたから休んどき、休んどきっておっしゃるけど、申し訳なくてから、本当に。助かってます」

きょうの美祢市秋吉台では、最高気温31.9度を観測しました。暑さと闘いながらの復旧で水分補給をしながら作業にあたっていました。

住宅浸水した住民
「水がここまできてこうやけ、何一つ、ほうきに1本も、バケツの1個もないです。やっぱり拭いても拭いても泥は湧いてきますんでね、当分かかります」

炎天下の中、被災地では懸命の作業が続いています。