長野県内は高校の文化祭シーズンを迎えています。
コロナが収まり一般公開も始まる中、1回限りのミュージカルの公演に臨んだ生徒たちに密着しました。
長野市の市立長野高校で開かれた「璃翔祭(りしょうさい)」。

4年ぶりに一般公開されクラスや部活ごとに趣向を凝らした展示や発表でにぎわいを見せました。
そんな中、人気映画の1回限りのミュージカルに挑戦した生徒たちがいます。
本番を翌日に控え、練習に追われる生徒たち。

それぞれの部員が少ないことなどから、音楽部・演劇部・さらに近くの長野高専の合唱部と3つの部が合同で公演を行うことにしました。
ミュージカルは初挑戦です。

Q.心配なところは?                                                  ■3年生
「ぜんぶ・・・」                                          「正直全部ですね」                                            「(台本が)変更変更って感じで変わっていって、まだ1回も通せていない」

■ヒロイン役・笹本茉桜(ささもと・まお)さん
「演劇もそうだし一つ一つの曲もすごい素敵なのでそういうところも聞いてほしい」
ヒロイン役を務めるのは音楽部・演劇部の両方に入る1年生の笹本茉桜さん。
自ら立候補して入部からわずか2か月で大役に挑みます。
本番はマイクを使わないため、地声での勝負です。
【練習】♪レットイットゴー 「歩き出そう~少しも寒くないわ」
【先生の指導】「今、良い感じ歩き出そう~の時、一小節間クレッシェンドかけて歩き出そう~~~その頂点で少しも寒くないわ。多分このセリフ聞きたい人いっぱいいると思うから」

それぞれクラスの発表の準備やほかの学校行事で忙しく、全体で集まれたのはわずか3回。
時間の許す限り、細かい部分を詰めます。
この日は遅くまで練習が続きました。
迎えた当日。














