北方領土の歴史や領土問題について知ってもらおうと、富山県入善町の中学校で6日出前講座が行われました。

これは新川地域の若手経営者らでつくる新川青年会議所が企画したものです。

この日は入善中学校1年生の生徒を対象に、北方領土問題をより身近な問題として関心を持ってもらうため、クイズを取り入れた講座を開催しました。

生徒たちは北方四島のそれぞれの名称や、ソ連の侵攻で強制的に退去させられた引き揚げ者が富山県内に1425人いて、北海道に次いで多いことなどを学んでいました。

新川青年会議所ではこの問題を風化させないよう来年度以降も若い世代を対象に出前講座を行いたいとしています。