静岡県の掛川市や菊川市などで発生した突風被害について、静岡地方気象台は7月5日、気象庁機動調査班の現地調査の結果として、沿岸地域に被害をもたらした突風の種類は「ダウンバースト」か「ガストフロント」の可能性が高いとする判断を明らかにしました。
7月4日午後に静岡県西部で発生した突風では、大型トレーラーの横転や家屋の屋根瓦の飛散などの被害がありました。これを受けて静岡地方気象台は5日、機動調査班を派遣して掛川市から菊川市、御前崎市にかけて被害があった現地を調査しました。
調査の結果、菊川市下内田から遠州灘沿岸の掛川市国包、御前崎市合戸にかけて発生した突風の種類は、下降気流が地表に衝突して激しく吹き出す「ダウンバースト」か、積乱雲から流れ出した冷気が突風を作る「ガストフロント」の可能性が高いと判断しました。その根拠として気象台は、突風の発生した4日午後5時ごろ、積乱雲が付近を通過中で、竜巻と思われる情報を得られなかったことなどを挙げています。
一方、掛川市満水から青葉台にかけての市内中部で被害をもたらした突風については種類の特定には至らなかったと明らかにしました。
気象台は現地調査で得た資料を分析し突風の強さについて調査を続けていて、調べた結果については6日に公表する予定です。
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