名古屋港のコンテナターミナルでシステム障害が発生し、コンテナの積み下ろしが出来なくなっています。警察は、サイバー攻撃の可能性もあるとみて調べています。

システムを管理する名古屋港運協会によりますと、きのう朝、貨物の取扱量が全国で最も多い名古屋港の全てのターミナルで、コンテナの搬出や搬入を管理するシステムに障害が発生しました。

コンテナの積み下ろしがほとんど出来なくなっていて、けさ、ターミナルがある飛島ふ頭では、トレーラーが長い列を作っていました。

トレーラーの運転手
「私は8時から(待っている)。厳しいですね、あすからこのしわ寄せが(来るのが)きついです」

協会は、きょう午後8時ごろのシステム復旧を目指しています。

システムは身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」に感染していて、英語の脅迫文が添えられていたことから、警察はサイバー攻撃の可能性もあるとみて捜査しています。