またひとつ、新潟から、新たな日本酒のブランドが誕生しました。
フランスで先行発売されていた『スパークリングタイプの日本酒』が今月から日本でも解禁され、生産が本格化しそうです。

長岡市にある吉乃川の製造ラインを借りる形で、長岡市に本社を置く「希(のぞみ)JAPAN」の新商品が日本デビューを果たしました。

フランスでは一足早く、去年からスパークリングタイプの日本酒「SHIROKIMONO(しろきもの)」を販売していて、日本では今月から東京や長岡などの人気飲食店で味わうことができます。

独自の工場をもたない希JAPANは各地の酒蔵と提携して、生産しています。
商品のクオリティは若い杜氏が管理。
価格は720ミリ瓶で5800円と、高価格に設定した強気の戦略です。

【希JAPAN杜氏 Georgeさん】
「白ワインのような日本酒。海外の人にも多く受け入れてもらうことを目指して造った日本酒。日本酒業界自体を盛り上げていけたら面白い」

今後はアーティストとコラボした商品などにも力を入れる予定で、"日本酒王国”の新潟から日本へ、そして世界に展開する「SHIROKIMONO」。またひとつ新たな挑戦が始まりました。