北アメリカ原産のウチダザリガニ なぜ日本に?
活用が検討されているウチダザリガニですが、なぜ福島県に分布しているのでしょうか。
北アメリカ原産のウチダザリガニは、1920年代から30年代にかけ、食用目的で輸入され、北海道などに持ち込まれたのが始まりとされています。
その後、北海道に持ち込まれた個体が福島県の北塩原村に持ち込まれ、人の手や川の流れなど、何らかの理由で広がったとみられています。
同じく、アメリカから持ち込まれたアメリカザリガニと比べますと、ウチダザリガニの方が大型で、冷たい水の中を好む特徴があり、会津の厳しい冬の自然でも生息することができるということなんです。

また、味についてですが、今回参加したシェフによりますと「ウチダザリガニの方が泥臭さがなく身も大きくて、まるで味はロブスターです」と話していました。