日本銀行岡山支店は3か月ごとに行なっている短観・企業短期経済観測調査で、6月の結果をまとめ、2四半期ぶりの改善としました。

短観の調査は、岡山県内の企業195社を対象に行ったものです。

景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断指数DIは前回から増加し改善となりました。


結果をふまえ、6月の景気判断金融経済月報は、需要が一気に回復する「ペントアップ需要」等により、「緩やかな回復を続けている」と、9か月連続で判断を据え置きました。

(日本銀行岡山支店 廣瀬敬久 支店長)「新型コロナの5類移行による宴会旅行等に代表されるペントアップ需要の顕在化等に支えられていると言えます」

先行きについては回復を期待するが、物価高の影響による企業や個人の動向について注意深く見守っていく必要があると分析しています。














