松本総務大臣は、北極圏を経由して日本とヨーロッパを結ぶ海底ケーブルの重要性をEU側と共有し、協力覚書に署名しました。
海底ケーブルは、大陸間の通信の99%以上を担う重要な通信インフラとなっていて、有事の際の通信の確保など、経済安全保障上の重要性も高まっています。
こうした中、きょう、松本総務大臣はヨーロッパ委員会のブルトン委員と会談し、北極圏を通って日本とEUを結ぶ海底ケーブルについて協力覚書に署名しました。
松本剛明 総務大臣
「私どもとしても、安全で強靭な海底ケーブル、国際海底ケーブルネットワーク構築に向けたもので、これが加速できることは大変喜ばしいものと思います」
現在、日本とEUを結ぶ海底ケーブルは、太平洋からアメリカを経由するルートなどがありますが、北極圏を経由するルートができれば、距離が短くなり、通信の遅れを小さくできます。
また、覚書では通信の遅れが小さくなることで、データ流通がより活性化する可能性があるとしています。
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化するなかで、EUとしてはヨーロッパとアジアの間で安全かつ高速にやり取りできる通信ルートを確保したい狙いもあるとみられます。
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