日本銀行がおよそ9000社を対象に景気判断を聞き取った6月の短観。景況感は、7期ぶりに改善しました。
都内の外車販売店。今年に入るまで、あることに悩まされていました。
メルセデス・ベンツ品川 玉島義朗 取締役
「一部のモデルに関しては、1年以上はお待たせしてしまった」
車に必要な半導体などの部品の供給が不足。多くのモデルで、通常4か月から半年くらいで納車できるものが、去年末頃までは1年以上かかっていたといいます。ただ、今年に入ってからは…。
メルセデス・ベンツ品川 玉島義朗 取締役
「半導体が影響してお客様を待たせているという問題は、すでに解消されていると思います」
一部のモデルを除いて、納期は短縮されているということです。
国内の自動車メーカーでも、5月の国内生産台数は去年と比べておよそ50%増加。自動車生産の持ち直しは、けさ発表された日銀短観でも…。
「大企業の製造業」の景況感は、前回3月の短観より4ポイント上昇し「プラス5」となり、2021年9月以来、7期ぶりに改善したのです。
景気回復の動きは、サービス業などの「非製造業」でも。コロナ前の4年ぶりの水準にまで戻りました。
記者
「ただ、景気の先行きについては、前回より3ポイント悪化していて、人手不足や急ピッチで利上げを行う欧米経済の減速懸念など、先行きには不透明さが残っています」
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